●○喪失感

窓に貼りついた 雪の花びらが

ゆっくり とけて消えるように

私の中でくすぶってた何かが

次第に温度を失くして

残るのは ただ 静寂だけ

慣れた日常 幸せだって笑えるのに

涙が止まらないのは どうしてだろう


断ち切られた過去 君との時間

止まったままの ダイアリー

君を消したくなくて ずっと書けずにいる


このままこのイタミさえ

ただの思い出になるだろうけど

本当の笑顔に戻るには

もう少し 時間が必要です





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